ソアンプロジェクトの1つとして、あひるの飼育プロジェクトがありました。 「プロジェクト」と言うとよそ事のようですが、 生徒たちにとってはあひるたちとの深いかかわりをもった、 とても濃密な2週間であったと思います。 5月29日、この地域の活性化を支援しておられる方が ひなたち15羽を連れてきてくださったことから 生徒とあひると合鴨たちとの交流は始まりました。 いよいよひなたちとの対面です。 「食い入るように」見つめるとはこのことだなあと感じました。 飼育箱に入ったひなたちを見つめている生徒たちです。 交流が始まりました。 当然と言えば当然ですが、お世話は1日として欠かすことはできませんが・・・。 これは試験週2日目のこと。 義務感という様子は全くなく、愛情深く、喜んで世話をしていました。 とにかく、生徒にとってはあっという間の2週間だったのではないかと思います。 とうとうお別れの日が来てしまいました。 6月13日のことです。 2週間前とは見違えるほど成長したひなたちを、 彼らの職場である水田に、全校生徒で連れて行きました。 入水式が始まりました。 ひなたちを水田(最初は囲いの中ですが)に入れていきます。 時々来てくれているヤギさんたち(「コブ」ちゃんと「ラブ」ちゃん)とも会えました。 三原テレビさんの取材もありました。 後日談です。 その後のあひる、合鴨たちの様子が届けられていますので、 少しだけ共有いたします。 6月18日の様子です。 そして、6月29日の様子です。 こんなに大きくなりました。 水田の中を自由に泳ぎ(ほぼ歩いていましたが)、 エサを食べて(きちんと仕事を行っているということですね)、 仲良く暮らしています。 (あひるや合鴨は階級社会で、普通は序列ができるそうなのですが、 三育育ちの彼らは仲良く、いっしょにエサを食べに行くのだそうです) これからも、仲良く、元気よく育って行ってくれますように!!